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馬主:Babe(馬主P:376 【ベテラン馬主】)

馬名:ウィスコンシ
  引退
【詳細血統】
【結婚相談所】
※当時の内容
年齢:5才【父】メイセイオペラ
性別:牝【母】ゴールデンジャック(アフリート)
毛色:栗毛ウィスコンシは頭が良すぎて何を言ってるのか分からないな。スピードがめちゃくちゃすごいよね。スタミナは3600mでもまだ短いよ。パワー的にはマンモス並みだね。それで瞬発力が一瞬だけはあるようだね。それと、ものすごい鍛えられ方をしていて、サイボーグ並みだね。(11/07)   過去のコメント
所属:大井
戦績:[6-3-4-8] /Max21
総賞金:11179万円


<< 誕生 >>

悲劇の馬「キズナ」の最後の連闘によって誕生した馬。たぶん170pくらいしたと思います。母ゴールデンジャックは、当時「うまいる交流館」のムー(ポテ)さんが推奨していた繁殖牝馬。父メイセイオペラも、ダート強豪馬を次々と輩出しているという情報が載っていました。うまいる初心者の私は、この配合が出てくるなり速攻で購入してしまいました。この馬と巡り会ったことで、重賞を勝つことができ、いろいろなうまいる友達を作ることが出来ました。何という巡り合わせなんでしょう。

ウィスコンシと名付けられたこの馬は、かなりの素質を持っていたらしく、堅実な成績を上げ、重賞レースにも出走できるようになりました。当時の私の調教は、1日一回。調教パートナーもいなかったため、パワーとスタミナ調教のみで、たまに芝スピード調教をしたくらいでした。気性とスピードがはじめから結構あったのが幸いして、ウィスコンシはバランスよく成長していきました。


<< 初重賞制覇! >>

3度目の重賞挑戦の朱鷺大賞典では、調教を失敗して調子が落ちたままのレースになり、5着と破れました。さらに一般戦1レースの壁にぶつかり2連敗を喫します。その後なんとか1レースで勝利を挙げアンタレスSに出走することになります。この日の開催は、1ヶ月後に迫った帝王賞に向け有力馬がステップレースとして登録していました。地方開催の群馬記念には当時ダート2強のアールクレイブ号が、アンタレスSには、当時ダート牝馬2強のマシンガントーク号、ゴーダマシッタルダ号の2頭が登録していました。アールクレイブ号にはとても敵わないと思い、今まで対戦したことのある牝馬2強のいるアンタレスSに登録しました。

レースは、ウィスコンシはいつも通り「先行」。有力2頭は、多分「差し」。同様に先行した(?)古豪ピョンピョンマル号と共に4コーナーで先頭に並ぶ。すぐ後ろにはマシンガントーク号、ゴーダマシッタルダ号も上がってきている。直線を向いてウィスコンシ先頭。残り200m、ウィスコンシの手応えが悪くなる。後ろの2強がグングン伸びてきている。ヤバい…(この時点で半分あきらめる)。残り100m。ウィスコンシ、驚異的な粘りを見せ再び先頭へ。残り50m(ってゆうか、あと何メートルあるかなんて分からないっす。)、ゴーダマシッタルダ号が迫ってくる。マシンガントーク号は思ったより伸びない。早くゴール板来てくれぇ〜。ゴ〜〜ル!っぃやった〜勝っった〜。ディスプレイの前で小さくガッツポーズ(笑)。

いやはや強かったです。先行指示で上がり3F 36.4秒なら後ろから来た馬はとどかないっしょ。それにしてもゴーダマシッタルダ号とマシンガントーク号の上がりタイムは凄まじいね。各馬上がり3Fの100m毎のラップタイムは、

ゴーダマシッタルダ6.04-6.03-6.02-6.01-6.02-6.023F 36.14秒
マシンガントーク6.07-6.03-6.02-6.01-6.00-6.003F 36.13秒
ウィスコンシ6.11-6.10-6.09-6.03-6.07-6.023F 36.42秒

マシンガントーク号なんて、中央場所のダート100m限界タイムの6秒フラットを連発してるよ。ウィスコンシも最後までバテずに頑張ってくれました。この勝利でG1も見えてきました。1ヶ月に迫った帝王賞が楽しみです。っと言いながら帝王賞には登録せずエンプレス杯にしたんですよね。帝王賞では相手が強すぎると思って…。帝王賞は、アンタレスSでウィスコンシが先着した2頭が1着2着。競馬にタラレバはないですが、出ていればあの2頭の前にウィスコンシが…って多分惨敗したと思いますね。実際エンプレス杯では直線バテバテの5着でしたから。


<< 騎手 >>

エンプレス杯で先行して直線バテたウィスコンシですが、今のダート主流は「追い込み」ということを聞きつけ一般戦で「追い込み」を試します。直線よく伸びましたが、他の馬もよく伸びて(笑)11着惨敗。さらに重賞枠準確定がレースの日の前々日ということをすっかり忘れていて(汗)、間違って1200mの東京盃に出走。開き直って「差し」指示してみたもののシンガリ負け。うーんウィスコンシには追い込みは合っていないのかな。それとも鞍上の氷野貴騎手が「差し・追い込み」が下手?

氷野貴騎手がここで出てきたので、彼について書いておこうと思います。現実の名前は水野貴史騎手と言うらしいですが、見たこともありありません…。彼に初めて騎乗を頼んだのは、先代キズナのデビュー戦。そして、キズナのすべてのレースに乗ってもらいました。最後の連闘にも文句も言わずつきあってくれました。ウィスコンシのときには、はじめ名手的馬文に頼みました。しかし的馬文騎手は結構人気があって乗ってもらえないことが多々ありました。ところがある日netkeibaから

うまいるでは、頻繁な乗り換わりで騎手を使うより、同じ騎手に乗ってもらった方が、馬の能力がフルに発揮できる可能性が高くなります。したがって、人気騎手を乗せたいばかりに乗り替わりばかりさせるよりも、リーディング下位でも、数多く乗ってもらい馬の個性を理解してもらう乗せ方の方が、結果として愛馬が活躍するチャンスが増えるでしょう。

と通達があったので、的馬文より人気のない騎手を主戦に据えようと思いました。そこで白羽の矢に立ったのが、キズナの代で世話になった氷野貴騎手でした。最初彼に頼んだ時は、やっちゃった騎乗で大変でしたが、彼のおかげで、アンタレスSに勝つことが出来ました。以来、引退まで騎乗してもらいました。

話しが逸れましたが、ウィスコンシか氷野貴騎手が「差し・追い込み」が下手ってゆうことです。多分です。先行で挑んだ一般戦1レースでは見事に快勝してくれました。


<< G1出走へ >>

この時点でウィスコンシの残り出走回数は、あと3戦になっていました。以前から引退レースは、父メイセイオペラが制したフェブラリーSにしようと思っていたので、何とかあと2戦で除外にならないだけの賞金を稼ごうと思いました。重賞に出走して賞金を減らすより、特別戦に出走して地道に賞金を稼ごう思いましたが、それでは賞金ボーダーぎりぎりのような気がしたので、思い切ってG2の浦和記念に出走します。

ここでのウィスコンシの印は[−−−○]。フロックで重賞を勝って賞金だけはありまっせ!って感じの印です。やばいです。一時期はG1も夢見たというのに。ところが、レースは相変わらずの速仕掛けから直線一端抜かれますが、差し返す根性を見せて完勝!こんなに勝負強かったっけ。根性調教一回もしてないですけど。とにかくこれで1億円ホースの仲間入り。フェブラリーSの除外はほぼなくなりました。そして、勢いに乗って川崎記念に。

ここでの作戦は「差し」にしようか迷いましたが、後悔をしたくないので「先行」にしました。レースは、カガガさんのペースメーカー、ダブルウイングゼロを4コーナーで捕まえにいき、直線で差され6着敗退。見事にカガガさんの術中にはまってしまいました。まあフェブラリーSの叩きですから気にしていません(汁)。


<< ついに… >>

ついに引退レースを迎えました。引退レースをG1の舞台で走れるなんて、幸せ者です。ありがとうウィスコンシ。と感慨に浸っている場合ではありません。作戦は得意の先行。レースの1日前の調教でスタミナUP。スピードもあと少しであがりそう。調子はデビュー以来最高の出来。最近知った午前0時頃の最終追い切りも終え、ホントに最高の状態でレースを迎えることが出来ました。レースは… うーん悔しいです。勝ったサロウ号は強かったです。が、どう見てもウィスコンシは2着でしょ。2着から4着までのタイム差100分の2秒って。G1制覇の夢は子供に託します。


<< 次世代に託して… >>

ウィスコンシの旦那は、ルパンアグリ号。重賞/特別勝ちはありませんが、安定した成績を残してる馬です。代表産駒は、白い珍獣ライクアマザー号です。ホクトベガの血が受け継いだ馬を探していたところにルパンアグリ号に出会いました。また、出走回数も減らしたくなったし、あまりダートの主流血統との種付けはしたくありませんでした。うまいる界にウィスコンシの血を残していきたいと思っていまして、後々血の袋小路にはまりたくなかったので。その節は、ルパン反省さんありがとうございました。

そして生まれたのがマジソンです。なかなかの素質の持ち主っぽい。
マジソンについてはこちら


Date 開催 レース名 頭数 騎手 距離 Time 上り 通過 馬体重
01/11/09 東京 フェブラリーS(G1) 12 7 10 4 氷野貴 ダ1600 1:38.8 36.2 10-6-6 458 -1
01/11/02 川崎 川崎記念(G1) 12 3 3 6 氷野貴 ダ2100 2:12.8 37.4 3-2-1 459 0
01/10/22 浦和 浦和記念(G2) 12 2 2 1 氷野貴 ダ2000 2:05.9 37.4 4-2-1 459 +2
01/10/15 大井 大井1 12 7 10 1 氷野貴 ダ1800 1:53.5 37.4 6-2-1 457 -1
01/10/05 大井 東京盃(G2) 12 6 8 12 氷野貴 ダ1200 1:15.8 36.7 11-12-12 458 0
01/09/26 大井 大井1 12 6 7 11 氷野貴 ダ1700 1:47.7 36.7 8-12-11 458 -1
01/09/17 川崎 エンプレス杯(G2) 12 5 6 5 氷野貴 ダ2100 2:13.7 38.4 2-1-1 459 +2
01/09/05 京都 アンタレスS(G3) 12 2 2 1 氷野貴 ダ1800 1:51.8 36.4 6-3-1 457 -2
01/08/24 船橋 船橋1 12 6 8 1 氷野貴 ダ1600 1:40.9 37.2 6-2-1 459 +2
01/08/10 浦和 浦和1 12 7 9 6 氷野貴 ダ1600 1:41.5 38.1 4-2-3 457 -1
01/08/03 大井 大井1 12 7 10 4 氷野貴 ダ1800 1:53.8 37.2 9-3-3 458 -1
01/07/25 新潟 朱鷺大賞典(G3) 12 8 11 5 的馬文 ダ1800 1:53.9 37.6 4-2-2 459 +2
01/07/16 川崎 スパーキングレディー(G3) 12 1 1 2 的馬文 ダ1600 1:40.8 37.2 8-5-3 457 0
01/07/04 大井 黒潮盃(特別) 12 8 11 2 的馬文 ダ1700 1:47.5 37.4 5-3-2 457 0
01/06/22 高知 黒潮ダービー(特別) 9 2 2 3 氷野貴 ダ1900 2:00.6 37.6 7-5-3 457 -1
01/06/15 川崎 関東オークス(G3) 12 2 2 3 的馬文 ダ2100 2:14.1 38.5 7-3-3 458 -1
01/06/06 浦和 浦和3歳1 12 7 9 3 早皮順 ダ1600 1:41.8 37.4 10-5-4 459 0
01/05/30 名古屋 名古屋3歳3 12 3 3 1 東河 ダ1800 1:55.0 37.8 4-3-3 459 0
01/05/23 船橋 船橋3歳2 12 7 10 3 的馬文 ダ1800 1:54.7 37.8 3-3-1 459 +5
01/05/11 園田 園田2歳7 12 2 2 1 的馬文 ダ1200 1:16.9 37.5 3-3-3 454 -2
01/04/25 盛岡 盛岡2歳12 11 7 8 2 佐々武 ダ1600 1:43.2 37.8 2-3-2 456 ...