いよいよ結婚シーズンが近づいてきました。ここでは記者選りすぐりの種牡馬を紹介したいと思います。
<<注目の種牡馬>>
ソウヒョウデンセツ
ブライアンズタイムの3*4という奇跡の血量で生まれた同馬であるが、その父バイバルスはさらに強烈なリアルシャダイ3*4、Roberto3*4*5、Seattle Slew5*5という多重インブリードを持つ。ソウヒョウデンセツは、まさにうまいる界のマルセル=ブサックである衣谷臾貝(yubaiikoku)氏によって生産された奇跡の名馬である。父バイバルスは競走馬として活躍はできなかったが、おそらくバイバルスの代で培われた遺伝的な凝縮が、息子のソウヒョウデンセツで花開いたのであろう。
血統表を見ても4代目には、エルコンドルパサー、サクラローレル、ナリタブライアンといった日本競馬を代表する最強馬達が名を連ねている。ソウヒョウデンセツは、短距離路線で活躍しているが、血統内に秘められたステイヤーの血も見逃せない。
ソウヒョウデンセツ自身は、すでにデイリー杯2歳S(G2)を制しており、スピードはF1の境地に達している。競走馬の能力としては申し分ない。
結婚相手としては、さらに濃厚なインブリードをかけてソウヒョウデンセツを越える名馬を夢見ても良いだろうし、日本を代表する種牡馬であるトニービン直系の牝馬でアウトブリードを狙っても面白いのではないだろうか。
なお、ソウヒョウデンセツは3歳馬なので結婚解禁になるダービー後から種付けが可能になる。まだ9戦しか走っていないが、ダービーの日に10戦を迎える予定らしいので、ダービー直後に結婚を考えている方は御一考してみてはどうだろう。
ソウヒョウデンセツ号についてもっと知りたい方は、『ぶく馬』まで。
誰か第2回を…
[Text by Babe]